産後は肌トラブルを起こしやすい!
出産前後は、ホルモンバランスが崩れてしまう影響で、シミや、乾燥などの肌トラブルが起こりやすい状態になっています。
それに加えて産後は赤ちゃんのお世話で、自分のケアまで手が回らなかったり、十分な睡眠がとれないママも多く、肌トラブルを加速させる原因となっています。
産後にシミが増える理由
産後のシミには、妊娠や出産によって変化するホルモンバランスが関係しています。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの二種類があります。
エストロゲンは美肌ホルモンとも言われており、肌の水分量を高めることで肌のハリやバリア機能を保つ働きがあります。
もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンは、メラニンを作り出すメラノサイトを活性化する働きがあり、シミだけではなくそばかすや色素沈着など様々な肌トラブルを引き起こします。
妊娠中に増えた女性ホルモンは出産後に減少します。女性ホルモンのバランスが急激に変化することや、妊娠中にメラニン生成が活性化してできたシミの元が、慣れない育児や睡眠不足によって産後に現れることがあります。
また、産後のバリア機能が低下した肌に、ストレスや紫外線などの外部の刺激を受けると肌が炎症を起こし、この炎症が色素沈着になり、その結果シミそばかすが増えてしまいます。
産後のシミ対策
①しっかりと紫外線対策をする
一番大切なのは紫外線対策です。
シミを増やさない、濃くしないために、紫外線対策はとても重要です。
産後のホルモンバランスの乱れによって、少しの紫外線でもシミができやすくなります。
また、妊娠性肝斑はホルモンバランスの影響が原因と言われていますが、紫外線によって濃くなることもあります。そのため、紫外線が弱い時期でもしっかりと紫外線対策をすることが大切です。
「しっかりと紫外線対策を!」と聞くと、SPF値の高いアイテムを選びたくなりますが、普段から高SPFの日焼け止めを使うと肌に負担をかけてしまう可能性があります。日常使いならばSPFは15~25、PA++程度で十分です。
②保湿で敏感肌を守る
シミ対策でも保湿も必要なの?と思われるかもしれませんが、シミを肌に定着化させないために、保湿ケアはとても重要です。保湿ケアですこやかな肌状態を保つと、ターンオーバー機能が正常に働きます。産後のお肌はバリア機能が低下気味になっているため、肌の水分量が低下し乾燥しやすくなっていたり、外部からの刺激も受けやすい状態です。乾燥肌は、シワ、シミなどさまざまな肌トラブルの原因に…産後は育児に追われて化粧水だけになりがちですが、クリームや乳液もしっかり塗って水分の蒸発を防ぎましょう。健やかな肌を目指すためにも、保湿ケアは欠かさず行いましょう!
③肌を擦らない、丁寧に洗顔をする
肌に刺激を与えると、肌を守ろうとシミの原因であるメラニンを生成します。
妊娠中や、産後は肌が敏感になっており、刺激を受けやすくなっているため特に注意が必要です。洗顔やクレンジングを行う際は擦らず、優しく丁寧に泡で洗うことを意識してください。水分を取るときはタオルをこするのではなく、ゆっくり顔にあてて吸い取るように、スキンケア化粧品を顔につけるときは叩かず、手を顔にあててじんわり沁み込ませるように馴染ませましょう。
④産後のホルモンバランスを整える
産後は妊娠中に増加した女性ホルモンが急激に減少するためホルモンバランスが乱れやすくなります。産後のホルモンバランスが元に戻るまでには個人差が半年から1年かかりますが、食事や適度な運動を心掛けることで緩和することができます。
産後減ってしまった女性ホルモンを食べ物で補うにはイソフラボンを含んだ大豆製品を摂るようにしましょう。特に、納豆や豆腐は調理が不要なので、育児に忙しいママでも摂取しやすい食材です。
【ホルモンバランスを整える方法!】
・栄養バランスのよい食事を摂る
バランスのよい食事は女性ホルモンの乱れに効果的です。
産後減少している女性ホルモンの分泌を促す食品を補うことでホルモンバランスが整いやすくなります。
・ストレスを溜めない
ストレスを溜めることでホルモンバランスが乱れてしまいます。
産後のママは、ホルモンバランスの変化によってとてもナイーブになります。さらに慣れない子育てや眠れない日々、生活環境や日々のリズムが崩れるわけですから、疲労もストレスも溜まってしまいます。一緒に暮らす家族に赤ちゃんを見てもらうなどして、ママ自身の時間を捻出してみてください。
息抜きできる方法を見つけてストレスをためないようなリラックスできる環境を整えましょう。
・身体を冷やさない
身体が冷えてしまうと、全身の血流が悪くなり女性ホルモンが乱れやすくなります。
栄養バランスのとれた食事やストレッチ運動などで血行をよくしましょう。
さらに、湯銭に浸かって体を芯から温めることも大切です。ゆったりとした気分が得られるバスタイムは、体の冷えの解消はもちろん日々の疲れやストレスも緩和することができます。
・適度な運動をする
適度な運動は代謝もアップし、ストレス解消にもなるのでおすすめですが、あくまで「適度に」がポイントです。普段運動をしていない人がいきなり運動しても、挫折してしまいがちですが、おしゃべりをしながらのウォーキングなど、軽くて楽しめるものを「続ける」ことが大切です。頑張りすぎるより、簡単なストレッチや歩くだけなど、ごく軽いものでいいので楽しめることを毎日の習慣にしたほうがいいです。
⑤シミに有効な食べ物で対策する
毎日、バランスの良い食事を心掛けることで身体の内側からもケアすることができます。
新陳代謝を促進するビタミンAやメラニンを沈着を抑制するビタミンCを含む食品を多く摂取することで、身体の内側からもシミ対策を行いましょう!
・ビタミンA
(にんじん、レバー、うなぎ)
ビタミンAは表皮の細胞を増殖させ、お肌のターンオーバーを促進することにより、表皮内のメラニンの排出を促します。 また、 真皮内の血管新生を促し、皮膚の血行も改善させるため、血色が良く、強いお肌に生まれ変わります。
・ビタミンC
(ブロッコリー、ジャガイモ、ピーマン、リンゴ、レモン果汁、めんたいこ、など)
ビタミンCには、チロシンという成分が、シミの原因となるメラニンに変化するのを抑制する効果があります。また、すでに沈着してしまったメラニンに対しても、抗酸化作用により色を薄める作用があります。
・ビタミンE
(カボチャ、ナッツ類、など)
ビタミンEの特徴は、強い抗酸化作用です。ビタミンEを積極的に摂取することで紫外線をはじめとするさまざまな刺激からお肌を守り、シミの対策に繋がります。
・食物繊維
不溶性の食物繊維には腸内を刺激し、排便を促す作用があります。
また、食物繊維は腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果が期待できます。直接肌に作用するわけではありませんが、食物繊維の働きは毒素が体内に溜まるのを抑制することにつながるので、肌荒れ対策に役立ちます。
・Lシステイン
メラニンの生成を抑制してくれるアミノ酸
皮膚や爪、髪の毛に多く存在していて美肌を保つには不可欠なものです。
食品の中には、存在しませんがメオニチンを含む食品を食べることで体内で生成されます。
※シミに効果的な栄養素のビタミンCですが、グレープフルーツやオレンジなどにはソラニンやフロクマリンという成分が入っており、これらの成分には紫外線の吸収を高めてしまう作用があるとされています。紫外線はシミのもとであるメラニンの生成を促してしまうため、紫外線を吸収しやすくなると、シミができやすくなってしまいます。
そのため、グレープフルーツやオレンジを摂取するときは紫外線が弱まる夕方以降がおすすめです。
⑥規則正しい生活をする
生活リズムが乱れると、ホルモンバランスも乱れやすくなります。ホルモンバランスが崩れるとシミのもとであるメラニンの生成がさらに増えてしまいます。
産後は、授乳や夜泣きにより生活リズムが乱れがちですが、無理をしない程度に規則正しい生活を心掛けてみてください。
エステサロンLUXEのフォトフェイシャルは産後のしみを浮き上がらせて徐々に薄くしていきます。シミによっては一度で剥がれ落ちるものもございます。
お顔以外にもワキやお腹にできた黒ずみにも効果を期待できます。
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取手市の脱毛サロンLUXE(ラグゼ)
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